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注文住宅の費用相場

今の予算で理想どおりの家が建てられるかどうかを知るには、注文住宅の費用相場を押さえておくと役に立ちます。ここでは、注文住宅の建築費用と土地費用の相場、費用が変動する要因などについて解説します。

みんなは注文住宅にどれだけの費用を
かけている?

平均の建築費用・延床面積・坪単価

建築費用 3,866万円
延床面積 123.5㎡
平均坪単価 約104万円
※参照元:国土交通省公式HP( https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610299.pdf

国土交通省が公表している令和4年度の「住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅の新築における建築費用の全国平均は3,866万円で、延床面積では123.5㎡でした。坪単価にすると約104万円となります。

平均の土地取得費用・敷地面積・坪単価

土地取得費用 1,819万円
敷地面積 248.1 ㎡
平均坪単価 約24万円
※参照元:国土交通省公式HP( https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610299.pdf

同じ資料を見ると、土地の取得費用は全国平均で1,819万円、敷地面積は248.1 ㎡となっています。坪単価に換算すると約24万円。土地の取得方法については、新規で取得した方が69.1%と最も多く、取得時期については1年前と回答した方が57.5%と半数以上を占めていることがわかります。

注文住宅と土地の合計費用

注文住宅の建設費用と土地取得費用を合算すると5,685万円です。同資料の「資金調達に関する事項」をみると、頭金の平均1,665万円、住宅ローン借入額の平均3,772万円で、自己資金比率は30.6%となっています。

建物や土地の価格は、経済や社会の情勢を受けて変動するため、ここで紹介した数値はあくまでも目安ですが、参考にしながら予算配分を考えましょう。

注文住宅の費用は何によって変動する?

ハウスメーカーの価格

ハウスメーカーによって提供しているサービス内容が異なるため、同じような間取りであっても建築費用が変動します。一般的に、地域密着の工務店は安く、大手ハウスメーカーは高い傾向にあります。ただし、施工内容や性能、実際の生活に即した間取りなのかどうかも併せて、価格だけで決めるのは避けた方が良いでしょう。

土地の価格

土地の価格も注文住宅の費用を大きく変動させる要素の1つです。市街地と郊外では、同じ面積であっても土地価格は大きく異なります。このほか、交通アクセスの良さや商業施設の多さなどでも土地価格は変動。土地探しの前に、希望するエリアの相場を公示価格など(※)で調べておくのがおすすめです。

※参照元:国土交通省公式HP( https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=0&TYP=0

土地の形や法規制

土地の形によっても、建築費用が割高となるケースも。例えば、三角地の場合、真四角の建物が建てられないことから、特殊な施工が必要となり建築費用が高くなるのです。

また、法規制を受けているエリアでは、建てられる建物が制限されるため建築費用が高くなる可能性があります。

設備やオプション

注文住宅の設備やオプションを追加していくと、費用もその分上がっていきます。あれもこれもと欲張るとあっという間に予算オーバーなんてことも。自分たちのライフスタイルを踏まえて、設備やオプションが本当に必要かどうかの見極めが必要でしょう。

【値段別】どういった家が
建てられるのかを
見てみよう

【1000万円台の注文住宅】
シンプルにすることでコストを抑えた家

凹凸が多い外観はコストがかかるため、1階と2階の床面積が同じ総2階建てで、四角形のシンプルな外観にするとコストが抑えられます。間取りや内装もシンプルにすれば、材料費もダウン。かえってシンプルな方が、インテリアも合わせやすくなるでしょう。

【2000万円台の注文住宅】
予算配分のメリハリで夢が叶えられる家

2,000万円台で建てられる家は、コストをかける場所によって変わってきます。ただし、予算が限られているため、すべての希望を叶えようとするとあっという間に予算オーバーすることも。手持ちの家具をそのまま使い内装をこだわるなど、予算配分を工夫して自分の理想に近づけていくのが良いでしょう。

【3000万円台の注文住宅】
実現したいことを叶えやすい家

3,000万円台は建設費用の全国平均を含む価格帯です。この価格帯であれば、平均的な間取りやグレードの注文住宅を建てられるでしょう。ライフスタイルに合わせて上手くコスト配分すれば、憧れの間取りや設備もいくつか実現できる可能性があります。

【4000万円台の注文住宅】
さまざまなプランが実現可能な家

4,000万円台になると予算にも余裕がでてきます。延床面積の全国平均が123.5㎡であることから、さまざまなプランが実現できるでしょう。凹凸の多い外観デザインも可能。内装も漆喰や無垢材などグレードの高い素材を取り入れることができるでしょう。

編集チームまとめ

建築費用と土地費用の全国平均や、土地の変動要因などについて解説しました。今の予算でどのような家が建てられるのか、あらかじめイメージしておくことは大切です。ぜひ、本記事でご紹介した内容を、注文住宅のプランニングにお役立てください。

トップページでは、どうしても譲れないポイントから適した間取りや設備を実現できる会社を3社紹介しています。耐震性にもこだわった家が建てられる会社のみ選定しているので、ぜひ横浜エリアでこだわりの住まいを建てたい方は参考にしてくださいね。

注文住宅と建売住宅の違いや費用相場などの基礎知識は注文住宅を建てる前に知っておきたいですよね。そういった基本的な情報についてもまとめているので、ぜひチェックしてください。

THREE SELECTIONS

ゆずれない条件から選ぶ!
横浜で地震に強い注文住宅
を建てられる会社3選
好みにデザインした家
暮らしたいなら
デックス
デックスのイメージ画像

画像引用元:デックス公式HP(https://deccs.co.jp/)

おすすめの理由
  • 一級建築士事務所なので設計の自由度が高い。専属の設計がつくため、相談しながらデザインや間取りにこだわった家を建てられる。
  • フルオーダーだからこそ狭小地・傾斜地など横浜エリアに多い立地にも対応でき、コストも抑えられる。
性能に優れた快適な家
暮らしたいなら
一条工務店
一条工務店のイメージ画像

画像引用元:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/)

おすすめの理由
  • ZEHビルダーとして6つ星の評価を取得しており、断熱性・気密性・耐震性・耐久性を重視したハイスペックな家が建てられる
  • 床暖房や換気システムが標準装備されたグレードの高い家で1年通して快適に過ごせる
人やペットに優しい家
暮らしたいなら
小林住宅工業
小林住宅工業のイメージ画像

画像引用元:小林住宅工業公式HP(https://kobajyu.co.jp/)

おすすめの理由
  • 見えない部分まで化学建材不使用のため、有害な化学物質が発生しない快適な家を建てられる。
  • 厳選された紀州桧・紀州杉や、食用植物油だけで作られたワックスを使用しているので小さいお子様やペットに配慮できる。

※選定条件
※2023年10月19日時点、Googleで「横浜 注文住宅」と検索してヒットしたハウスメーカー・ハウスビルダー・工務店全67社を調査。67社の中で、住宅性能表示制度において地震への強さを示す等級が、最高レベルの【耐震等級3】で家を建てられると公式HPに明記されている企業は全28社でした。その28社の中から、デザイン・素材・性能のニーズに合う条件を設定し、該当する企業を選定しています。
※デックス株式会社(デザイン性)・・・28社のうち、唯一一級建築事務所かつフルオーダーでき、専属の設計士がつくことが公式HPに明記されている。
※一条工務店(住宅性能)・・・28社のうち、唯一ZEHビルダー評価において6つ星評価を取得している。
※小林住宅工業(自然素材)・・・28社のうち、唯一食用植物油だけで作られた自然素材のワックスなど化学建材を一切使用せずに家が建てられると公式HPに明記されている。