日本は地震や台風などの自然災害が比較的多い地域です。注文住宅は、一度建てればなかなか住み替えないもの。だからこそ、注文住宅を建てる際にはその土地の気候や地震への強さを調べておくことが大切です。
特に横浜エリアは首都直下地震や南海トラフ地震といった2つの地震を警戒する必要がある地域。ここでは横浜市内で、地震の危険度が高いエリアや地震による建物倒壊危険度、地震による建物倒壊危険度、液状化の危険度など徹底的に解説します。

横浜市内での地震の揺れやすさは、沿岸部で高い傾向にあります。比較的内陸部なら揺れにくいと言えるでしょう。ただ、内陸部の中でも揺れやすい場所としては、市の中心地である中区や西区など。高級マンションが多いエリアであるみなとみらい地区は最も揺れやすいと言われています。
横浜市では、中区や西区・南区といった揺れやすい横浜中心部で全壊、市内の広い範囲で半壊が起こると予想されています。対して、青葉区・都筑区・緑区など市の北西部の区では、全壊や半壊の危険度が低い傾向に(※)。
建物の構造や築年数(旧耐震基準または新耐震基準)も関係しており、築年数が古い木造住宅が密集している地域では、被害が大きくなる可能性があります。
液状化の危険度は、横浜市の液状化マップ(元禄型関東地震)で判断することが可能です。
横浜市では、沿岸部や埋め立て地での液状化のリスクが予想されています。内陸部で危険度が高い場所は、谷を埋めた盛土や、以前はため地だったのが住宅地になっているところです。
2018年の震度7の北海道胆振東部地震で大規模な液状化が起こったのも、大規模盛土造成地でした。横浜市は坂が多く、盛土で宅地造成されている場所が多いので、注意が必要です。
とはいえ、適切な工事や土砂災害対策が行われていれば問題ありません。たとえばみなとみらい地区は、沿岸部であっても液状化対策が施されているため、危険度が低くなっています(※)。
この記事では横浜市の地震リスクについて解説しました。特に沿岸部や市中心部の揺れやすさや液状化リスクには注意が必要です。 しかし、適切な耐震性や液状化対策を施すことで、住まいの安全性高めることが可能です。
住まい選びを考える際には、これらのリスクを踏まえた対策が重要となります。 特に新たに住宅を建てる場合、耐震等級3など高い耐震性を満たした家づくりを検討することで、安心した暮らしを実現可能です。
トップページでは、横浜市で耐震等級3に対応した住宅を建てられる建築会社を3社紹介しています。 地震リスクに備えた住まいづくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。
観光スポットの豊富さ、東京への利便性、子育て世帯の住みやすさなど、横浜市には魅力がたくさんあります。「横浜市に注文住宅を建てたい!」と考えている方に向けて、横浜市の魅力や基本情報についてまとめました。
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横浜エリアでデザイン性の高い注文住宅を建ててきた地域密着型の会社に取材し、デザインや間取りが見やすいよう写真付きの事例を掲載しています。自分たちの理想やこだわりを形にするためにぜひ参考にしてください。
THREE SELECTIONS
画像引用元:デックス公式HP(https://deccs.co.jp/)
画像引用元:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/)
画像引用元:小林住宅工業公式HP(https://kobajyu.co.jp/)
※選定条件
※2023年10月19日時点、Googleで「横浜 注文住宅」と検索してヒットしたハウスメーカー・ハウスビルダー・工務店全67社を調査。67社の中で、住宅性能表示制度において地震への強さを示す等級が、最高レベルの【耐震等級3】で家を建てられると公式HPに明記されている企業は全28社でした。その28社の中から、デザイン・素材・性能のニーズに合う条件を設定し、該当する企業を選定しています。
※デックス株式会社(デザイン性)・・・28社のうち、唯一一級建築事務所かつフルオーダーでき、専属の設計士がつくことが公式HPに明記されている。
※一条工務店(住宅性能)・・・28社のうち、唯一ZEHビルダー評価において6つ星評価を取得している。
※小林住宅工業(自然素材)・・・28社のうち、唯一食用植物油だけで作られた自然素材のワックスなど化学建材を一切使用せずに家が建てられると公式HPに明記されている。