この記事では、注文住宅における収納の失敗例をゾーン別に紹介。後悔しないためのコツについてもまとめているので、これから注文住宅を検討している方はぜひ参考にしてください。
玄関に置いておきたいものは意外と多いもの。家族の靴や傘、ベビーカー、外遊び用のおもちゃ、部活の道具など、玄関に収納スペースがないことで散らかった印象に。
土間収納やシューズクローゼットを設置する際は、扉付きにすると人目が気になる玄関もきれいに整理整頓できますよ。
キッチンの場合は、収納スペースだけでなく導線にも配慮しておきたいものです。キッチンスペースを有効活用するのであれば、造作棚を設置するのがおすすめ。趣味で集めた大切な食器類は引き戸の中、よく使う食器はオープン棚など用途に合わせて造作棚を注文すれば、キッチン収納の失敗も少なく済みます。
キッチンの上部に取り付ける吊り戸棚は、収納スペースが多く取れる一方で、取り付け位置によっては手が届きづらいことも。そこで昇降式のダウンキャビネットにすることで、身長の低い方でも簡単に物の出し入れが可能になりますよ。
来客の際に、散らかったキッチンがリビングから丸見えになって恥ずかしい思いをしたという失敗例も少なくありません。あらかじめ収納棚に引き戸やロールスクリーンを取り付けておくと、急な来客にも焦らずに対応できるでしょう。
家族が集まるリビング周りも、自然とモノが散らかりやすい場所の1つです。注文住宅であれば、造作棚も自由に取付できるので、テレビ周りや小上がりの下などデッドスペースを上手く活用して、十分な収納スペースを確保しておきましょう。
トイレを広く使うためにスッキリ設計にすると、トイレットペーパーや掃除用品などの収納に悩むこともしばしば。トイレ上部や背面に凹凸が目立たないよう収納スペースを設けると、圧迫感を与えずにスッキリと収納できます。
洗面所もスッキリさせすぎると収納スペースの狭さを感じる場所です。可動棚を設置すると、日用品のストック管理もしやすくなって便利です。棚板の高さを自由に調節することができ、シャンプー類やバスタオル、洗濯用カゴなど1つの棚にまとめられます。
使用頻度が高いものが多いので、収納スペースを確保していても散らかりがち。導線を考えて、毎日片づけることが苦にならない作りにするのがおすすめです。
洗面台脇にニッチと呼ばれるくぼみを作ることで、家族が使う歯ブラシやタオル、洗面用品、ドライヤーなどがきれいに片付きます。
衣類の量などに合わせて、クローゼットのサイズも事前に考えておく必要があるでしょう。畳一枚分の広さであれば、薄手の衣類が30~40着、厚手の衣類が20~25着、3つ折りシングルサイズの布団が収納の目安。しっかり収納スペースを確保していたつもりでも、窮屈さを感じやすい場所でもあります。
物が徐々に増えいくと通気や明かりなどが遮られる可能性があるため、窓や照明の位置も事前に考えておくことが大切です。出入り口は引き戸にするとデッドスペースが生まれず、収納スペースをより多く確保しやすくなるでしょう。
また、収納スペースの近くにコンセントがあると掃除がしやすくなる反面、収納スペースに物が収まりきらなくなったり、新しく棚を設置する際にふさがないよう調整したりする必要があります。注文住宅においては、導線を考えつつ容量たっぷりの収納スペースを確保しておきましょう。
ファミリークローゼットとは、家族の荷物をまとめて収納できるスペースのこと。4人以上の家族であれば、畳4枚以上を目安にスペースを取ると、衣類のほかにもバスタオルやシーツなどの布類も収納できるスペースを確保できます。
パントリーは、食品や食器を収納するために設けられたスペースのことです。主に冷蔵庫も置ける「小部屋タイプ」のものと、キッチンの背面に設置する「壁面タイプ」の2タイプがあります。導線が重要なキッチンにはバントリーを設置すると散らかりづらいと言えるでしょう。
屋根と天井の間に設置するロフトや屋根裏(小部屋)も、収納スペースに適したオプションです。はしごや階段を使うため1人でも運べるような荷物が多い場合に重宝するでしょう。扇風機やクリスマスツリーなど、頻繁に取り出さない季節用品を収納するのにも活躍してくれます。
階段の下に収納を作るのも、限られたスペースを有効活用する手段の1つです。注文住宅であれば、物の出し入れがしやすいように造作棚やオープンスペースを設置しておくことで、収納スペースを確保できます。
注文住宅でよくある収納の失敗例や対策方法について紹介しました。注文住宅であれば、備え付けの収納スペースを作れます。意外と収納スペースが足りなかったり、生活導線の邪魔になってしまったりしないよう、失敗例を参考にして収納計画についてしっかり検討しておきましょう。
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画像引用元:デックス公式HP(https://deccs.co.jp/)
画像引用元:一条工務店公式HP(https://www.ichijo.co.jp/)
画像引用元:小林住宅工業公式HP(https://kobajyu.co.jp/)
※選定条件
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